強過ぎる刺激は身体にどうなの?その3
福井市整体 腰痛専門 癒之気 岡本と申します。
腰痛や肩こりなどは、筋肉が緊張を起こして
血流が悪くなってしまっている状態です。
それでその固くなった筋肉を押したり、揉んだり
する事で一時的に血流の障害が回復し
短い時間であれば楽にはなります。
しかし強く押したり揉んだりし過ぎると
それが、前の状態よりももっと
固く緊張を起こして血流も滞らせてしまうのです。
それは筋肉の反射で
身体をもうこれ以上壊さない様に
元へ戻ろうとする力が働きます。
これが恒常性と言われるものです。
ダイエットでも同じ事なのですが
急激な変化に対して、身体は元に戻ろうと
恒常性が働きます。
戻るだけならまだいいのですが
過剰な刺激を身体に与えられると
更に強く身体を戻そうと
前の状態から、より固くて強くなります。
魚の目とかペンだこが出来た事ある方もいると思いますが
これは強い刺激が、何回も何回も身体に与えられて
そこの部分を守ろうとして、完全に固まってしまうのです。
プロ格闘家がテレビで、ビール瓶などで
肘やらすねをぶん殴っている場面を見た事があると思いますが
そうして日々固くしています。
ですので
強い過剰な押したり揉んだりの刺激を受ける事で
身体を守ろうとして、より固まってしまうのです。
こういった事を軽視して
さらに強く押したり揉んだりしてもらうと
それで、さらに身体が固くなってしまって
より緊張をしやすい身体になって来ます。
以前、知り合いのマッサージ師をされている方に
自分の親指が、強く押し過ぎて
痛いのも我慢していたら変形してしまって
それを見せてもらった事があります。
これは熱心さが伺えますが
いい事なのでしょうか?
施術者も身体を壊してしまう
お客様も身体を壊す
良い事なんてありませんよね。
強過ぎる刺激は身体に
悪い影響を与える可能性が
大きいと言えます。
でも、お客さんは身体に関しては
詳しくない人の方が当然多いですし
それにとにかく強くしてもらえれば
効くような気がすると思っている方とか。
お客なんだから強くするのが
当然だろうとか、その様な知識を
持たれている方が多いのも現実問題でもあるのです。
施術する側も、お客さんも
しっかりとした知識を共有して
こういった身体に対する悪循環を
招かない様にしたいものです。
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福井市整体 腰痛専門 癒之気
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